ソフトバンクモバイルは10日、今冬~来春向けの携帯電話の新モデルを発表した。Wi-Fiを使った無線LAN対応機種に重点を置き、従来の第3世代携帯電話の7.5倍以上の下り最大54Mbpsの速度を実現。「Wi-Fi=携帯」のコンセプトを打ち出した。この日発表されたのはWi-Fi対応機種8機種や法人向けを入れて全22機種。
孫正義社長は「携帯のさらに速度を求める、さらに快適さを出すということで、われわれが出した答えはこれからはWi-Fiのない携帯は携帯でないといわれる時代がくるだろう。まっさきに世界で最初にWi-Fi=携帯という方程式をすべての商品端末に実現させていきたい」とあいさつ。Wi-Fiを使用することで、画像、動画、新聞、雑誌、あらゆるサービスがもっと滑らかに感動的にスピーディーに実現されていく」と抱負を述べた。
動画は1万2000タイトル以上用意し、動画共有サイト「ユーチューブ」や動画サイト「Gyao」も高画質、フル画面で見られる。また、映画がみられる利用者専用の「ケータイWi-Fi試写会」、20種類以上の雑誌が読める「ケータイWi-Fi雑誌」などのサービスも充実させた。
また、孫社長は来春、ソフトバンクとしては初めて、グーグルが開発したOS「アンドロイド」を搭載した機種を発売することを明らかにした。
この日発表した新商品のうち、「AQUOS SHOT 941SH」(シャープ)はWi-Fi対応で、世界初の4.0インチ ハーフXGA液晶、1024×480ドットを搭載したフルタッチの動画ケータイ。800万画素のCCDカメラに、登録した人を認識して自動的に写真を整理する「おまかせアルバム」など機能も充実させた。
「AQUOS SHOT 940SH」(シャープ)もWi-Fi対応。「個人検出機能」、「おまかせアルバム」など便利な機能をつけた。CCDカメラ1210万画素、100枚連写ができる。
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