Friday, September 24, 2010

東証:架空売買でメルシャンに上場違約金請求

東京証券取引所は24日、水産飼料部門が関与した架空売買による不正取引をめぐり05年12月期以降の決算を訂正したメルシャンに対し、1000万円の上場契約違約金を請求する、と発表した。株主や投資家の信頼を損ねたと判断した。

 上場廃止も審査したが「(不正取引は)一部事業での行為であり、上場廃止相当とは認められない」と結論付けた。東証はメルシャン株について、25日付で監理銘柄の指定を解除した上で「特設注意市場銘柄」に指定する。

 メルシャンは12月1日、キリンホールディングスの完全子会社となるため、メルシャン株は11月26日に上場廃止になる見通し。

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